佐倉綾音のASMR・ボイスドラマ出演作3選【随時更新】

2022年10月13日木曜日

まとめ 声優

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鼻にかかった張りのある声質で、唯一無二のポジションを確立している佐倉綾音さん。


代表作は『ご注文はうさぎですか』『僕のヒーローアカデミア』『Charlotte』など。『五等分の花嫁』の四葉や『のんのんびより』の夏美のように明るいおバカ系のキャラで立ち位置を確立する一方、『PSYCHO-PASS』の霜月や『進撃の巨人』のガビなど視聴者に不快感を与えるようなキャラも演じきる、高い演技力を持つ声優さんです。


現状は明るいキャラクターの印象が強いせいか、癒やし成分の強い声優が好まれるASMRでは、二大サークル作品「おしごとねいろ」「ねこぐらし」にしか出演していません。


キャラクターの濃さに負けない特殊な声質の持ち主で、演じられる役どころも広いため、制作者(サークル)側のディレクション能力が求められる声優さんといえるでしょう。佐倉綾音さんの良さを引き出せるか否かで、良サークルを見分けられるかもしれません。


それでは、独断と偏見による、ASMR・ボイスドラマのランキングをご紹介していきます。


1位 ねこぐらし。3 ~コラット猫娘のテレパシー~

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通常価格 1,980円
販売日 2023年1月16日
サークル CANDY VOICE
シナリオ 柳出國男
イラスト ぶーた

「ねこぐらし」シリーズのシーズン5は、異世界転生篇。佐倉綾音さんは女子大生の古田土(こだと)なおを演じています。「佐倉綾音に癒やされたいんじゃい!」という方は、本作を第一選択として間違いありません。

異世界転生と銘打っていますが、猫娘たちが現世の人間に憑依するかたちなので、これまでの作風とは打って変わってリアルな状況(関係性)を楽しめるシリーズとなっています。

本作の舞台は、テニサーの新歓合宿。「それなんてNTR?」設定ですが、R18作品ではありません。SNS上では告知当初から「ダジャレじゃねーか」と突っ込みが入っていましたが、案の定コラット猫をベースとしたキャラクターでした。

前回コラット猫が登場したシーズン3が環境音主体の変則的なシリーズでしたので、佐倉綾音さんの癒やし特化のASMR作品は本作が初といえるでしょう。

2位 ねこぐらし。3 ~コラット猫娘のテレパシー~

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通常価格 1,980円

販売日 2021年3月8日

サークル CANDY VOICE

シナリオ 柳出國男

イラスト ぶーた


本作で佐倉綾音さんが演じるのは、中性的で知的なボクっ娘のコラット猫。佐倉綾音さんへの印象だけで安直にディレクションするサークルであれば「明るいアホの子」が当てられていたでしょうが、さすがのCANDY VOICEと言わざる得ない配役です。


ねこぐらしシーズン3では「移動」に重きが置かれ、本作では「雪を踏みしめる音」というASMR作品としてもなかなかレアな音源を楽しめます。


またタイトルにもあるように、テレパシーで会話を行う場面も特徴的。催眠系のASMR作品でよく用いられる「頭に響くような加工」が施されており、この演出で佐倉綾音さんの声を聴けるだけで、ファンなら必聴の作品といえるでしょう。


今後、佐倉綾音さんのASMR出演作が増えても、本作を超える作品はなかなか出て来ないでしょう。おすすめの一作です。


3位 おしごとねいろ ~アナウンサー編~

通常価格 1,980円

販売日 2021年9月22日

サークル kotoneiro

シナリオ 氷川ミツヒデ

イラスト 月神るな


ASMRというより、効果音にこだわったボイスドラマです。作り手のやりたいことが優先され、聴き手が受け取り方に困ってしまう、悪い意味で「ことねいろ」らしい作品となっています。


しかもドラマと呼べるほど明確なストーリーはないので、佐倉綾音さんの声に酔えなければ退屈な作品といえるかもしれません。聴き手がディレクターという立ち位置のせいで「仕事感」があり、リラックスを阻害するのもマイナスです。


話し方のリズムやハキハキとした発音から「地方の女子アナっぽさ」がしっかりと感じられ、佐倉綾音さんの演技力の高さが窺える一方、そのキャラクター性のせいでウトウトしているときに覚醒させられることも……。


期待の「深夜のASMRラジオ」パートも、せっかくのラジオパートなのに、耳のマッサージが延々と続くだけで台詞が非常に少ない。取ってつけたような睡眠用パートとなっており、満足度は低めです。


全体的に、佐倉綾音さんの台詞で癒やしを感じさせてくれないため、脚本・ディレクションに不満の残る一作です。


まとめ

佐倉綾音さん本人の印象を含めて、コミカルだったり、叫んだりする印象が強いせいか、現状ではASMR作品への出演は少なめです。


しかし、高い演技力を活かせば、十分に王道の癒やし作品も制作できるように思います。「ねこぐらし」でも後の作品でコラット猫の再登場を少し匂わせているので、ASMR界隈でも今後の活躍を期待したいところです。

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