眠れないとき羊を数える理由 意味がない原因とおすすめASMR

2023年8月15日火曜日

睡眠法 声優

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眠れないときの対策として「羊を数える」は、最も有名な方法ではないでしょうか。

しかし残念ながら、羊を数えても日本人には睡眠導入の効果は期待できないとされています。

今回は、そもそも眠れないときに数えるのはなぜ「羊」なのかを解き明かし、日本人には効果がない理由についても解説します。合わせておすすめのASMRをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

眠れないときに羊を数える理由

もともと眠れないときに羊を数える文化は、英語圏で発生したと言われています。なぜ羊を数えたかについては諸説ありますが、以下の3つが主な根拠とされています。

・羊と親しみが深い文化圏で、のんびりと過ごす様子をイメージしやすい

・sleep(スリープ)とsheep(シープ)の発音が似ている

・羊を数える「one sheep」は息を吐く発声で、そのリズムが呼吸を安定させやすい

羊を数えても日本人には意味がない理由

上の「羊を数える理由」から薄々わかるかと思いますが、なぜ日本人が羊を数えても睡眠導入の効果が得られないのかをまとめてみましょう。

羊と安らぎのイメージが結びつかない

羊を数えても日本人には意味がない理由の1つに、羊と安らぎのイメージが結びつかないことが挙げられます。

日本で生活していて犬・猫を見たことがない人はいないでしょう。では、あなたは羊を見たことがあるでしょうか。「動物園で何回か……」程度の人がほとんどで、ジンギスカンのほうがまだ身近かもしれません。

日本人が動物を数えて睡眠導入とするなら、「寝ろ」の音に近く、のんびりと眠る姿をイメージしやすい「猫」のほうがまだ効果があったことでしょう。

「羊が一匹」と数えるから

羊を数えても日本人には効果がない根本的な理由は、「羊が一匹」と数えているからです。

羊を数えるときの「one sheep」は呼吸のリズムを安定させ、sleepの音に近いという2つの睡眠導入効果があります。

しかし、日本語ではそれらの効果が得られません。なんなら「ひつじ」という口が回りにくい言葉で、軽いストレスを感じる恐れすらあります。

「sheep」と「羊」の実証実験

NHKの番組で、実際に「sheep」を繰り返したときと「羊」を繰り返したときで、脳波と自律神経の状態を計測する実証実験が行われました。

結果、「sheep」と繰り返した場合でのみ、副交感神経が優位な状態となり、実際に7分後には入眠できたという結果が出ています。
参考:「チコちゃんに叱られる!」2021年12月10日放送

科学的にも、やはり「羊」を繰り返しても意味がないということです。

頭の中でイメージするなら「認知シャッフル睡眠法」

羊を数える方法では、睡眠導入に役立たないことがわかりました。

しかし、来てほしくない明日のことや、思い出したくない過去について考えないようにするため、「何かをイメージしながら眠りたい」という方も多いでしょう。

そんな人におすすめなのが「認知シャッフル睡眠法」です。認知科学に基づいた「連想ゲーム」を活用する睡眠法で、頭の中で脈絡のないイメージの連想を続けことで、脳を休息状態に切り替えます。

詳しいやり方や、おすすめのASMRはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

「羊を数える」おすすめASMR

羊を数えるASMRはメジャーな題材となっており、なかには何時間も羊を数え続けている狂気じみた動画も見かけます。

羊を数えても睡眠導入効果はないと知ってなお「それでも!眠りたい羊があるんだ!」とSEEDが弾けている人向けに、当サイトが独断と偏見で選ぶ、有名声優が「羊を数える」おすすめASMRをご紹介します。


元「A応P」の広瀬ゆうきさん(@hiroseyuuki)。代表作は『ハイスコアガール』の日高小春(おっと、台詞がない大野さん(cv.鈴代紗弓)に負けたなんて悪口はそこまでだ)。

「声優YouTubeあるある」ですでに更新は止まっていますが、ASMRに力を入れているチャンネルなので、気になる方は他の動画もチェックしてみてください。

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