高橋李依のASMR・ボイスドラマ出演作3選【随時更新】

2022年10月5日水曜日

まとめ 声優

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透明感抜群の声質と印象的なブレスで、数々のアニメでヒロインを務める高橋李依さん(@taka8rie)。


代表作は『Re:ゼロから始める異世界生活』『からかい上手の高木さん』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Fate/Grand Order』など。声量を抑えた可憐なキャラを演じることが多い印象ですが、聴き比べてみると絶妙な演じ分けに驚かされます。『推しの子』の世界的ヒットを受けて、知名度も全国区になったのではないでしょうか。


本人がポンコ……明るい性格なので気づきにくいですが、地声と演技時の差はあまりないタイプ。どこか温もりを感じさせる落ち着いた声色は、非常にASMR向きの声質だと思います。


配信・番組などでよくダミーヘッドマイクを扱う一方、超売れっ子のせいかASMR作品への出演はまだ少なめ。本人もASMRへの関心は高いようなので、今後に期待したいです。


それでは、独断と偏見による、ASMR・ボイスドラマのランキングをご紹介していきます。


1位 嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい ボイスドラマ

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通常価格 1,650円

販売日 2022年7月14日

サークル アニマルマシーン

シナリオ むらさきゆきや

イラスト 40原

出演 和氣あず未、田所あずさ、高橋李依


原作は40原氏の「アニマルマシーン」が発行する同人誌で、漫画化・アニメ化など多方面へのメディアミックスを果たしているコアな人気シリーズ。本作で高橋李依さんは、エステティシャン役として出演しています。


構成は一貫して、女性の好感度をどんどん上げていき、最後に「パンツを見せて」と頼むことで好感度を地の底にめり込ませ、蔑まれながらパンツを見せてもらう……という流れです。高橋李依さんに罵倒されたい方におすすめ。


性癖が捻じ曲がった紳士向け作品で、ASMR作品でもないのですが、高橋李依さんのパートは無駄に施術シーンにも力が入っており、極めて高い快眠指数を叩き出しています。正直、高橋李依さんのエステパートだけをASMR化したほうが売れるレベル。オチに向けて過程に妥協しない姿勢には、変態紳士の気概を感じます。


睡眠導入として購入するには施術パートが短すぎるのでおすすめしませんが、現状の高橋李依さんの睡眠ASMRでは最高傑作として推します。他のサークルは、このディレクションを参考にしてASMR作品を制作してほしいところ。


2位 お隣のわんちゃん!お世話します

通常価格 1,980円

販売日 2021年10月21日

サークル あんくりあさうんど

シナリオ 五十嵐雄策

イラスト 珈琲貴族

出演 上田麗奈、高橋李依


主人公(聞き手)が「犬」視点という、トリッキーな一作。上田麗奈さんとの合作という勝ち筋の見えた作品でありながら売上が振るわないのは、設定の問題でしょう。


まず「犬」視点で二人の掛け合いを聞くシチュエーションが多く、ボイスドラマを聴いている感覚になります。


ASMRは主人公として「主観になること」でより没入して楽しめますが、掛け合いシーンを第三者目線で聞いていると自然と聞き手が「神視点」になってしまうため、没入感が下がります。

※簡単に言うと、聞き手に向けて語りかけてくるのがASMR作品の醍醐味


さらに自分を犬に置き換えるというのもハードルが高く、よほど感情移入の上手い人でないと楽しみにくい作品だと思います。


内容としては耳かきやシャンプー、添い寝など王道のパートを押さえていますが、各パートの尺が短く場面の切り替わりが激しいため、やはり没入感が下がります。


総じて、作り手のやりたいことが先行して「帯に短し襷に長し」な仕上がりになっています。同サークルの『やおよろ温泉郷』もそうですが、もう少しASMRにコミットした脚本になれば……と惜しい限り。


3位 おしごとねいろ ~塾講師編~

通常価格 1,980円

販売日 2021年5月11日

サークル kotoneiro

シナリオ 氷川ミツヒデ

イラスト 月神るな


「おしごとねいろ」シリーズの悪いところが出た作品。高橋李依さんなら「ショタをからかうお姉さん」で鉄板なのに、本作ではやけにテンションの高い塾講師役を務めており、ポテンシャルを活かしきれていません。


安眠指数でいえば、声を張ったセリフばかりなのが大きなマイナスポイント。ウトウトしても叩き起こされます。「囁き英単語」という素晴らしいトラックがある分、なぜこの方向性で制作できなかったのか疑問でなりません。


睡眠ASMR的には、エクストラトラックの「ヒーリング音楽+吐息」が本編です。YouTubeでよく上がっているようなヒーリング音楽に、高橋李依さんの吐息音が合わさっており、作業BGMなどにもぴったりです。


冒頭から鉛筆で文字を書く音が10分ほど続いたり、ヒーリング音楽で終わったり、迷走が目立つ本作。要所要所で高橋李依さんのポテンシャルを活かしたトラックがあるだけに、とても惜しい作品です。


番外編 「イヤホンズ」ささやき声コメント

イヤホンズ「チュラタ チュラハ」ささやき声コメント

高橋李依さんが所属する声優ユニット「イヤホンズ」のYouTubeチャンネルで配信されているコンテンツ。有名声優のASMRコンテンツとしては、最初期に配信されたものではないでしょうか。

コメントなので非常に短いですが、そのぶんキャラではなく本人そのままの囁き声を聴けるのが魅力です。


まとめ

正直に言って、高橋李依さんのASMR作品には、まだ本命と呼べるものがありません。声質は間違いなく最高クラスですから、今後のASMR界での活躍を期待したいところ。


制作側は変なオリジナリティを見せず、高木さんやエミリアたんのようなウィスパーボイスを活かした作品をお願いしたいです。『最近雇ったメイドが怪しい』で「リリスのお世話ボイス集」でも出せば、約束された勝利だったと思うのですが……。

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